ウルトラブックの定義

ウルトラブックの定義としては、プロセッサは第2世代以降のCore i シリーズプロセッサが搭載されていること。高さは、14が多以上の場合は21mm以下、14型未満の場合は18mm以下であること。バッテリーの駆動は5時間以上であること(8時間以上が奨励されています)入出力は、Wi-Fi機能のみが必須で、アイビー・ブリッジ世代以降の場合はWi-Fi機能に加えて、USB3.0の対応も必須となっています。ラビット・スタート・テクノロジーなどの搭載により、ハイバネーション状態から7秒以内の復帰を実現していること。そして、アイビー・ブリッジ世代以降は、スマート・コネクト・テクノロジーが搭載されていること…となっています。ちなみに、第2世代以降のCore i シリーズプロセッサは、サンディー・ブリッジ、アイビー・ブリッジ、およびハスウェルがこれに該当しています。また、高さが14型以上でも21mm以下であるためmポータブル光学ドライブは別売りとなっています。

ウルトラブックの相場と各メーカーのウルトラブック

ウルトラブックは、薄型・軽量のノートパソコンですが、ノートパソコンというよりも、正しくは、モバイルノートパソコン…と称した方がしっくりくるような気がします。自宅メインでパソコンを使用したり、インターネットを楽しむ方は良いですが、外出先で使用することが多い方などは、正にこのウルトラブックがピッタリです。持ち運びに便利なだけでなく、機能も性能も申し分なく、快適にパソコンを使用することができるわけですから、仕事でも趣味でも、いつでも自由にパソコンを使いたい方には最適ですよね。もちろん、自宅でもウルトラブックは使用することができますし。テレビでも頻繁にウルトラブックのコマーシャルは流れていますし、気になる方や、欲しい方は多くいらっしゃるかと思います。そこで気になるのがお値段なわけですが、ウルトラブックは、各メーカーから販売されていますので、一概には言い切ることはできませんが、日本ではだいたい10万円〜15万円が相場となっています。

現在、ウルトラブックを販売しているメーカーと、主な製品には、東芝 dynabook R632、富士通 LIFEBOOK UH75/HN、デル XPS13、HP ENVY14-3000 SPECTRE、Apple MacBook Ariなどがあります。東芝 dynabook R632は、実売価格が13万円のウルトラブックで、重さがおよそ1.1kgという軽量さと、比較的長いバッテリーの駆動時間、そして入出力ポートの類も充実しており、非常に満足度の高いウルトラブックとなっています。WiMAX・指紋認証・キーボードバックライト…などのモバイルユーザーには特に嬉しい、便利な機能が標準搭載されています(ただし、東芝 dynabook R632 店頭モデルのシャンパンゴールドには、キーボードバックライトは搭載されていませんので注意して下さい)このR632の旧モデルとしてR631があるのですが、そのR631と比較すると、Ivy BridgeのCPUが搭載されている他、SSDが高速になっているため、R632の方がコストパフォーマンスは良いんですよね。もちろん、R631でも一般的に見て低いわけではありませんから、R632ほどの高い処理性能が必要でないならば、R631で十分だと思います。価格もR632より安いですしね。

富士通 LIFEBOOK UH75/HNは、実売価格が10万円のウルトラブックで、14型の大きな画面と、大容量ディスクが魅力な他、Ivy BridgeのCPU搭載・ポートリプケーター対応…と、モバイルノートパソコンなだけでなく、メインとして使用するノートパソコンでも使いやすいと評判です。画面(液晶)自体は14型ですが、本体のサイズ自体は13型ですので、通常時の14型よりもコンパクトとなっています。HDDが搭載されているものの、キャッシュ用の高速処理用SSDが搭載されており、ディスクアクセスは高速であるため快適に使用することができます。もし、富士通WEBMARTならば、HDDではなくてSSDを搭載することもできますよ。搭載されているIvt BridgeはULV版であるため、Sandy BridgeのULV版よりも高い性能を誇っています。ポートリプケーターに対して、光学ドライブ・有線LAN・大画面液晶・USBキーボード・マウス等を接続することができるため、帰宅した際に、パソコンをポートリプケーターに接続するだけで、デスクトップパソコンと同様の環境でパソコンを操作することが可能となっています。

デル XPS13は、実売価格が9万円のウルトラブックです。液晶は13.3型ですが、他の13型のウルトラブックよりもコンパクトになっているのが特徴です。天板はアルミ、底面はカーボン、パームレストはマグネシウム合金、そして液晶にはゴリラガラスが採用されており、頑丈である点も高く評価されています。リーズナブルな価格が魅力ですが、有線LAN・VGA・HDMI・メモリカードスロットは搭載されておらず、入出力インターフェースが少なめなのが難点ではあります。ただ、電源がオフの状態から、パスワード入力画面が表示されるまでの起動時間はおよそ8秒である他、スリープ状態からの復帰はおよそ1秒、休止状態からの復帰はおよそ4秒…とかなり高速です。頑丈な反面、軽量ですし、キーボードのウルトラブックにしては打ちやすいのではないでしょうか。一部のキーが小さくなっているものの、バックライトキーボード搭載ですから暗所でも使用することができますよ。また、デルでは、翌営業日訪問修理サービス、および24時間365日電話サポートが標準で付いていますので、判らない部分や調子が悪いときなどでも気軽に問い合わせることができます。

HP ENVY14-3000 SPECTREは、実売価格が13万円のウルトラブックです。液晶サイズは14型となっており、近未来を彷彿させるデザインが魅力です。ただ、液晶は14型ですが、本体のサイズは13型となっておりますので、とてもコンパクトです。天板・液晶・パームレスト・タッチパッドにはガラス素材が採用されているのですが、パソコン本体にもガラス素材が使用されているのは、世界で初めてなのだそうです。世界的なオーディオブランドとして知られているBeats Audioのステレオスピーカーが搭載されている他、HDMIやmini DisplayPortの搭載や、入出力ポートの種類が豊富であり、他のウルトラブックにはない特徴があります。重量が1.8kg台であるため、ややウルトラブックとしては重い部類に入り、また、英語キーボードしか使用することができません。日本語キーボードを搭載することができないんですね。ただし、ガラス素材である分、傷にも強いので、頻繁にウルトラブックを持ち運ぶ方にはピッタリではないかな、と思います。

Apple MacBook Ariは、実売価格が11型が8万4千800円または9万4千800円、13型が10万2千800円または12万8千800円のウルトラブックです(ストレージによって価格が違います)。インテルの第3世代CoreプロセッサであるIvy Bridgeが搭載されており、標準構成にて、全てのモデルが4GB DDR3Lメモリー・Intel HD Graphics 4000・バックライト機能付きのフルサイズキーボード・ガラスでカバーされているマルチタッチトラックパッド・720pFaceTime HDカメラ・ステレオスピーカー・マイク…が装備されています。また、インターフェースは、USB 3ポート×2、Thunderboltポート×1、MagSafe 2電源ポート、ヘッドフォンポート等となっています。13型にのみ、SDカードスロットが搭載されています。そして通信機能は、Wi-Fiの他、Bluetooth 4.0があります。11型は、35WHリチウムポリマーバッテリーを内蔵している他、バッテリー駆動時間は、ワイアレスインターネットを使用している時で最大5時間、スタンバイは最大30日となっています。そして13型は、50Whリチウムポリマーバッテリーを内蔵している他、バッテリー駆動時間は、ワイアレスインターネットを使用している時で最大7時間、スタンバイは最大30日となっています。オーディオは、ステレオスピーカー・無指向性マイクロフォン・ヘッドフォンポート・Apple iPhoneリモート&マイク付きヘッドセットに対応しています。

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